留置場内でタブレット使用 30代の男性巡査長を戒告処分に 秋田
秋田県南部の警察署に勤務する30代の男性巡査長が、留置場内に私物のタブレットを持ち込み、勤務中に繰り返し使用していたとして、秋田県警察本部は男性巡査長を4日付で戒告処分とした。
秋田県警察本部: 「大変申し訳ありませんでした」 戒告処分となったのは、秋田県南部の警察署に勤務する30代の男性巡査長。
秋田県警察本部によると、男性巡査長は2021年5月から1年間、約90回にわたり、留置場内への持ち込みが禁止されている私物のタブレットを持ち込み、勤務中に動画を見たり、ゲームをしたりしていたという。
男性巡査長は、タブレットを昼食などを入れるバッグに隠し入れ、一人勤務になったときには、ほぼ毎回使っていたと話しているという。
これを受け県警察本部は、内部規定に違反したとして、男性巡査長を4日付で戒告処分とした。
また、2017年に県北部の警察署でも同様の事案があったとして、県警察本部は、抜き打ちの巡回や留置場内へ持ち込む物が目視で確認できるような体制にするなど、再発防止に取り組むとしている。
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