名古屋市熱田区の小学校で児童の個人情報を紛失し、1か月半以上にわたり保護者への説明をしていなかったことがわかりました。

名古屋市教育委員会によりますと、5月26日、熱田区の船方小学校で1年生のクラスの担任が、職員室のキャビネットから児童の個人情報をまとめたファイルがなくなっていることに気づきました。

ファイルにはクラスの児童28人分の氏名や住所、電話番号などの個人情報を記載した書類が入っていました。

ファイルはその後も見つからず、学校側は紛失がわかってから1か月半以上経った11日になって初めて、保護者に報告し謝罪したということです。

学校から市教委への報告は紛失から3週間後だったということで、市教委は今後は速やかな報告を徹底させるとしています。