飛び込み女子初の銀メダル、三上・金戸組は「サヤリンペア」でパリ金へ!
- スポーツ
- 2022年7月7日
飛び込みの世界選手権女子シンクロ板飛び込みで、銀メダルを獲得した三上紗也可(日体大)・金戸凜(セントラルスポーツ)組が5日、成田空港に帰国した。世界大会の女子では過去最高成績を残した2人は、「こうして注目して頂いて、メダルを取ったんだなと実感がわいた(金戸)」「こうして(報道陣に)囲まれるのは初めて。すごいことなんだなと(三上)」と、それぞれ喜びを語った。
昨年11月に結成したばかりの大学生ペア。抜群のコンビネーションで、日本勢21年ぶりの表彰台に立った。昨夏東京五輪代表の三上に、金戸が「自分が全てを変えて」切磋琢磨(せっさたくま)。踏切の高さや板の踏み込み具合を三上とそろえるため、金戸は筋力トレーニングを増やし体重も2キロほど増量したという。三上も「ほんとうに感謝しかないです」と、後輩をねぎらった。
24年パリ五輪でも活躍が期待される三上・金戸組は、大会期間中に安田千万樹ヘッドコーチに、それぞれの下の名前から「サヤリンペア」と命名された。「パリではメダルを取って、(日本勢)第一号になりたい」と三上。今大会、個人種目の出場はなかった金戸は「自分も個人の舞台で世界と戦いたいという気持ちが強くなった」と、力を込めた。来年7月の世界水泳福岡、そしてパリ五輪では打倒・最強中国にも挑む。三上は「まだスタート地点。飛躍できるように、次は一番高いところを目指して頑張りたい」と更なる成長を誓った。
報知新聞社より転用
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