大阪府が電気代を1億円以上「過払い」 撤去済みの道路照明灯など 昭和50年代ごろから継続か
大阪府は、道路照明灯にかかる電気料金の「過払い」が、「最長で昭和50年代ごろから続いていた」と発表しました。
過払い件数は573件で、金額は約1億200万円にのぼるということです。
府がおととし道路照明のリストを更新した際、すでに撤去されたものや、市や町に移管された照明の電気料金の契約が残っていることが判明。
府は、関西電力が必要な手続きをしなかったことが原因と主張しています。
関電からは約1700万円の返還を受ける予定ですが、残りは市や町を含めてさらに協議を進め、合意が得られなければ法的措置も検討するといいます。 (大阪府都市整備部道路・浅井俊彦室長)
「これだけの期間気づけなかったと」「やはり税金をお預かりしている我々としては、おわびを申し上げる」。 関電は、府から撤去の連絡があったかどうかも含め、引き続き調査をしていくとしています。
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