TOPIX、バブル期以来の高値 首相退陣表明で新政権に期待感
- 政治・経済
- 2021年9月6日
週明け6日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸し、上げ幅は一時500円を超えた。午前10時半時点の株価は、前週末終値比467円20銭高の2万9595円31銭。東証株価指数(TOPIX)は一時2040まで上昇し、バブル期の1990年8月21日以来、約31年ぶりの高値を付けた。
株価は新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の延長が繰り返される中、経済活動の制限が続くことへの懸念などから上値の重い動きが続いていたが、前週末の3日、菅義偉首相が自民党総裁選に出馬せずに退陣する見通しとなったことが伝わると、株価が急伸。6日もその流れを引き継ぎ、新政権による経済対策などへの期待感が広がり、買い注文が膨らんでいる。【加藤美穂子】
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