セクハラ繰り返し成績漏えい、農業大学校勤務の香川県職員を停職12カ月
香川県は30日、教授として勤務していた県立農業大学校(同県琴平町)で女子学生にセクハラ行為を繰り返し、他の学生の成績を漏えいしたとして、県農政水産部の課長補佐級の男性職員(58)を停職12カ月の懲戒処分とした。
県などによると、職員は2020年8月~21年3月、女子学生1人にLINE(ライン)で性的な内容を含むメッセージを複数回送ったほか、体を触るセクハラ行為をした。20年12月~21年2月には同じ女子学生に対し、学生22人の成績表のコピーなどを漏えいした。
職員はセクハラについて「励ます意味だった」とし、漏えいについては事実関係を認め「学生間で成績について話題になっていた」と理由を説明しているという。
女子学生が今年3月、学校にセクハラ被害を相談。調査の過程で漏えいも判明した。
日刊スポーツより転用
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