北海道警は14日、道警本部の20歳代の男性巡査長を停職6か月、函館方面本部の30歳代の男性巡査部長を減給10分の1(6か月)の懲戒処分にした。

発表によると、巡査長は5月28日、札幌市内で車を運転中、縁石に衝突させる事故を起こして逃げたとして、道交法違反(当て逃げ)容疑で書類送検された。巡査長からは、酒気帯び運転の基準を下回るアルコールが検出されたといい、15日付で依願退職する。

巡査部長は昨年8月30日、交通違反取り締まり中、面識のある警察官が運転していた車の速度超過を見逃したとして、犯人隠避容疑などで書類送検された。この警察官は戒告となった。

高田重栄・道警監察官室長は「度重なる非違事案を重く受け止め、深くおわびする」とコメントした。

読売新聞より転用