名古屋で「文具女子博」、トレンドは「エモいレトロ」
- 政治・経済
- 2021年7月13日
女性に人気の文具が集まる「文具女子博」が9~11日、初めて名古屋市で開かれた。昨年は新型コロナウイルスの影響でオンライン開催だった。地元からも老舗や気鋭のメーカーが参加し、アイデアを詰め込んだ商品を販売した。
「文具女子博」は2017年から始まり、累計約18万人を動員してきた国内最大規模の文具イベントだ。大手から個人店までブースを出し、限定品やマニアックな商品を購入できる。今回の「文具女子博petit名古屋2021」は76ブースが並んだ。名古屋の喫茶店文化にちなんで、カフェ風のデザインの商品を集めた「#文具喫茶」のブースも設置。ホットケーキやナポリタンがあしらわれたメモ帳やレターセットが集められた。
■老舗メーカーは伝統色で勝負
はんこ大手の「シヤチハタ」(名古屋市西区)のブースには、日本の伝統的な色のスタンプ台「いろもよう」(税込み715円)が並んだ。紅色や墨色など24色のほか、新色の蜜柑(みかん)色や茜(あかね)色など5色が人気だった。同社の担当者は「名古屋は文具熱は高い。地元のお客さんが買ってくれるのは、励みになります」と語る。
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