警察官が容疑者の”音声データ”を勝手に消去か 「胸押したら暴行や」逮捕時の会話を録音されたと思い
容疑者の男の音声データを勝手に消去した疑いで、兵庫県警の警部補らが書類送検されました。 証拠隠滅の疑いで書類送検されたのは、兵庫県警高砂警察署に勤務する男性警部補(50)ら3人です。 警部補は2020年10月、高砂市役所で職員の胸を押した男性を公務執行妨害の現行犯で逮捕した際、男性が持っていたICレコーダーの音声データを消去した疑いがもたれています。 警察によると、警部補は「胸を押したら暴行や。姑息な手を使うな」と男性に言った発言が録音されたと思い、逮捕後、署で全てのデータを消去したということです。 警部補は「警察官としてやってはいけないことをした」と容疑を認め、兵庫県警は警部補を停職1か月の懲戒処分とし、他の2人を厳重注意としました。
関テレより抜粋
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