警察署長、勤務中に女性署員とスノボ…「事故現場確認で滑り降りた方が早いと判断」
秋田県警北秋田署の小松辰弥署長(57)が2月、勤務中に北秋田市の森吉山阿仁スキー場で同僚の女性署員とスノーボードをしていたことがわかった。小松署長は取材に、「事故現場の確認のためだったが、配慮に欠け、誤解を招くところがあった」と釈明した。
署長の説明によると、2月12日、20歳代の女性署員が公用車を運転し、正午頃にスキー場に到着。ゴンドラで上り、2人とも私物のスノーボードで滑り降りた。午後2時過ぎにスキー場を出発し、署に戻ったという。
同スキー場では昨年12月、男性作業員が圧雪車から転落し、後部ローラーに足を挟まれて死亡する事故があった。現場はゴンドラ山麓駅舎から約500メートル上った「月の輪コース」の急斜面。小松署長は「下から登れば1時間以上かかる。スノーボードしか用具がなく、現場には滑り降りた方が早いと判断した」と話した。スキー場側の立ち会いは求めなかったという。
読売新聞より転用
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