変異株流行国 ドイツなど13カ国追加 5日以降水際措置強化
- 政治・経済
- 2021年3月3日
政府は2日、感染力が強いとされる新型コロナウイルスの変異株の流行国・地域に、ドイツ、フランスなど13カ国を追加すると発表した。5日以降、これらの国から帰国する日本人への水際措置が強化される。
追加するのは、イタリア▽オーストリア▽オランダ▽スイス▽スウェーデン▽スロバキア▽デンマーク▽ドイツ▽フランス▽ベルギー▽アラブ首長国連邦▽ナイジェリア▽ブラジル。これまで英国、アイルランド、南アフリカ、イスラエル、ブラジルの一部を指定していたが、ブラジルについては対象を全域に広げた。
外国から帰国する日本人は通常、空港での検査を経て2週間の自宅隔離をするが、変異株流行国の場合、検疫所長が指定する宿泊施設での待機や複数回の検査が必要になる。外国人は在留資格を持つ場合の再入国や特段の事情がある場合をのぞき、原則入国できない。【田所柳子】
コメントする