【AFP=時事】世界ラリー選手権で活躍したフィンランドの名ドライバー、ハンヌ・ミッコラ氏が、がんのため78歳で死去した。同氏の息子とWRCが発表した。

「フライングフィン」の相性で親しまれたミッコラ氏は、1983年にWRCで総合優勝し、非常に危険な大会として知られる1000湖ラリー(現ラリー・フィンランド<Rally Finland>)を7度制した。

ボルボでキャリアを開始したミッコラ氏はフォードでWRC初勝利を挙げると、1983年にアウディでキャリア唯一の総合優勝を果たした。

その数年前にも初のドライバーズタイトルに迫り、1979年と1980年には総合2位になった。その後はマツダに加入し、1993年に競技から退いた。WRCでは通算18勝を記録した。 【翻訳編集】AFPBB News

AFPBB Newsより転用