午前5時までビールなど十数杯、車で宿舎に帰った巡査を書類送検…勤務中に酒のにおいで発覚
山梨県警は27日、機動隊に所属する男性巡査(22)を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で甲府区検に書類送検し、停職6か月の懲戒処分にした。巡査は同日、依願退職した。
発表によると、巡査は昨年11月22日午前5時半頃、山梨県甲斐市西八幡で、酒気帯び状態で乗用車を運転した疑い。巡査は21日午後9時半頃から、甲府市内の飲食店で県警の同僚2人と知人の計4人で飲食した。巡査以外は先に帰宅したが、巡査は同5時頃まで飲酒し、自分の車で甲斐市にある機動隊の宿舎に帰ったという。
同日午前の勤務中、巡査から酒のにおいがするのに気づいた同僚が上司に報告。巡査に確認したところ、ビールやハイボールなど十数杯を飲んでいたことを認め、「安易な気持ちでやってしまった」と説明したという。同席した同僚は新型コロナウイルスが流行する中で長時間の飲食をしたとして所属長注意などの処分を受けた。
県警の比留間一弥・首席監察官は「県民の信頼を著しく失墜させるもので誠に遺憾。改めて指導を強化し、再発防止と信頼回復に努める」とのコメントを出した。
読売新聞より転用
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