消防士2人停職処分 習志野市 暴行容疑で逮捕、盗撮で書類送検
習志野市消防本部は10日、本部警防課の男性消防士長(26)と中央消防署の男性消防士(25)をいずれも停職1カ月の懲戒処分とした。男性消防士は同日付で依願退職した。
同本部などによると、消防士長は8月31日に神奈川県鎌倉市の海岸で、ナンパ目的で声を掛けた女性に断られたため、女性の顔に砂をかけたとして暴行容疑で逮捕された。消防士長は「公務員として自覚に欠ける行動だった」と話している。
消防士は6月3日、埼玉県宮代町にある東武伊勢崎線姫宮駅の改札に向かうエスカレーターで、女性の後方からスマートフォンを使い無許可で撮影したとして、同県迷惑防止条例違反の疑いで書類送検された。消防士は「職場などの人間関係によるストレスを発散するためだった」と説明している。
宮本泰介市長は「消防職員の不祥事が続き、従来にも増して綱紀粛正に努める」とコメントを出した。
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