職員2人停職3カ月 県、懲戒処分2件発表
県は30日、職場の公用パソコンを使い、勤務中にインターネットで私物の売買を繰り返したとして、本庁機関に勤務する50代の男性職員を停職3カ月の懲戒処分とした。
また、勤務中に業務と関係のないサイトを閲覧したとして、県北地方の出先機関に勤務する60代の男性職員を停職3カ月の懲戒処分とした。
県によると、50代の男性職員は2017(平成29)年6月から今年7月までの間、約670日にわたり、公用パソコンなどで通信販売サイトの「アマゾン」やフリーマーケットアプリ「メルカリ」で衣類や家電を約200回売買していた。
自動車や芸能など仕事と無関係のサイトの閲覧も続けていた。
この間、計381時間の超過勤務手当118万7654円を不正に受給した。
県に寄せられた投書から発覚した。
60代の男性職員は2018年2月から今年9月までの間の約200日、公用パソコンで業務と関係のない税理士の資格取得などに関するサイトを閲覧。
約200枚の資料を職場で印刷するなどした。
職務以外の印刷物を同僚が見つけ、発覚した。
この職員は2018年1月にも、公用パソコンで懸賞への応募を繰り返したとして処分を受けていた。
県はそれぞれの職員の指揮監督を怠ったとして、延べ7人の管理職を書面訓告とした。
KFB福島放送より転用
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