宿泊療養39人分の個人情報流出 山口県 メール誤送信、あて先不明 新型コロナ
山口県は30日、新型コロナウイルスに感染し、県内の宿泊療養施設に入所した患者39人分の個人情報を、誤って外部に流出させたと発表した。
県によると、流出したのは11月7日以降に入所し、今も入所している患者を含む39人分の氏名や電話番号、生年月日、通院歴などが記載された入所者管理シート。県健康福祉部の職員が29日、施設で診察にあたる医師へメールに添付して送信する際、誤ったアドレスに送信した。メールアドレスは手で入力していて、アルファベットを1文字入力ミスした。
メールはフリーメールで送信先は判明していない。同じ職員が午後6時半ごろ誤送信に気付いて、日本語と英語でファイルを開かないよう求めるメールを送信したが、返信はないという。県は39人に電話で謝罪した。【林大樹】
毎日新聞より転用
コメントする