脱“コロナ太り” 進化系ウォーキングにトライ! 手軽で効果的 福岡県
- 政治・経済
- 2020年6月10日
テレビ西日本
外出自粛でいわゆる「コロナ太り」に悩んでいる方、こんな運動はいかがでしょうか? より効果的で、手軽な進化形のウォーキングです。 感染対策で自宅で過ごす時間が長くなるなか、街ではこんな声がー。 【街の人】 「太りました」 「食べて寝て、食べてなので」 「運動とかできてなくて家にいるのが多いので、やっぱりちょっと太ったかなと思います」 本格的な夏を前に、いわゆる「コロナ太り」に悩む人もー。 そこで注目されているのが、気軽に始められる「ウォーキング」です。 歩くだけでももちろんカロリーを消費できますが、あることを意識するだけで体の引き締め効果を期待できるといいます。 そのポイントをパーソナルトレーナーに尋ねると- 【グラッドジム パーソナルトレーナー 笹渕雄資さん】 「足の指、足の親指で後ろの足で蹴る、それで足を出す」 ★ポイント1「歩き方を変える」 かかとから着地して足の親指で蹴るようにして前へ。 足全体の筋肉を使うので、より多くのカロリーを消費できます。 ★ポイント2「腕を後ろに引く」 また腕は前に大きく振るより、後ろに引くことで背中や二の腕の筋肉を刺激し、引き締めることができるといいます。 さらに、もっと脂肪燃焼効果を高めたいという人には、最近話題の、こんなトレーニング法もあります。 【笹渕雄資さん】 「有酸素運動と無酸素運動を交互に繰り返すヒットトレーニングというのを、ウォーキングに掛け合わせてやってみようかなと思います」 ヒットトレーニングとは、ウォーキングのような負荷の低い有酸素運動と筋力トレーニングのような負荷の高い無酸素運動を組み合わせた、最新のトレーニング法です。 それでは、どんなトレーニングなのか実際に試してみると- 【笹渕さん】 「腕を後ろに引く!」 まずは普通にウォーキング… ですが歩き始めたのもつかの間。 【笹渕さん】 「はい!ではここでトレーニングします!」 「ひざが前にいかないようにお尻をひく」 ウォーキングの途中で始まったのは… 筋力トレーニングです。 【笹渕さん】 「ウォーキングが有酸素運動としたら、トレーニングが無酸素運動、ヒットトレーニングというのは有酸素と無酸素の組み合わせなので」 ★ポイント3「ウォーキングと筋トレを交互に行う」 10秒ウォーキングをしたら、20秒全力でトレーニング、これを交互に8セット繰り返します。 組み合わせるトレーニングは何でもOK! 下半身を引き締めたい人はお尻に効く「スクワット」や、大きく踏み込むことで太ももに効果がある「フロントランジ」、お腹まわりには片足でバランスを取りながら足裏をタッチする「ヒールタッチ」がオススメです。 これを1日8セット・4分間行うだけで、ウォーキングを1時間行った場合と同じ量のエネルギーを消費できるのだといいます。 【笹渕さん】 「(ヒットトレーニングをした後には)アフターバーン効果があって基礎代謝が20%上がって、燃えなかったもの(脂肪)が燃えるというデータがあるので」 アフターバーン効果と言って、運動後も2~3日は脂肪が燃えやすい状態が続くため、このトレーニングを日々繰り返せばより高い効果を得られるといいます。 また筋トレが苦手…という方にはウォーキングとランニングを交互に行う方法でも、有酸素運動と無酸素運動の繰り返しになるので同じヒットトレーニングの効果が期待できるそうです。 【リポーター】 「結構きついですね」 負荷がかかる分、短時間で効果があるといわれるヒットトレーニングですが、これからの時期は熱中症の危険が増すため無理は禁物です。 自分の体調と相談しながら、十分注意して行うことが重要です。 【笹渕さん】 「マスクをした状態で運動をするのは、運動強度が上がってトレーニング効果も上がるのですが、今からの時期、温度が上がってきますので、熱中症の危険性もあります。くれぐれもこまめな水分補給と体調管理をしながら、取り入れてもらえたらと思います」 なまった体を引き締めるためにも、気軽に始められるウォーキングや最新のトレーニングを日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
一言コメント
おうちでトレーニングも重要!?
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