ファミレスのジョイフル、200店舗閉鎖へ コロナで業績悪化
- 企業・経済
- 2020年6月9日
ファミリーレストラン「ジョイフル」=江刺弘子撮影
西日本を中心にファミリーレストランを展開するジョイフル(大分市)は8日、全国の不採算店約200店を7月以降順次閉店すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の影響で業績が悪化していた。 同社は8日時点で九州など全国で713店舗を展開しているが、新型コロナの影響で、売り上げは4、5月の2カ月連続で前年同月比5割以上落ち込んでいた。閉店計画の影響額を算定して業績予想を出すことにしている。 同社は「コロナ禍で外食産業を取り巻く環境が変化することが見込まれる。収益改善が見込めない店舗の退店を柱とする経営合理策を実施する」としている。 新型コロナによる外食離れは大手チェーンも直撃しており、ファミレス業界ではロイヤルホールディングスが、「ロイヤルホスト」など約70店を2021年末までに閉店する方針。居酒屋チェーンのワタミや、回転ずしチェーン「かっぱ寿司」などを展開するコロワイドもそれぞれ不採算店舗の閉店を発表している。
一言コメント
どこの店舗がなくなるんだろう?
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