福岡市で「ニセ電話詐欺」 キャッシュカード“窃盗”22歳女を逮捕
- 詐欺・悪徳商法
- 2020年5月10日
福岡市の高齢女性の家に警察官や金融庁職員を名乗る男女が電話をかけるなどしてキャッシュカードを騙し取った“ニセ電話詐欺”事件で市内に住む22歳の無職の女が逮捕されました。
警察によりますと、5月5日、福岡市東区に住む68歳の女性の家に東警察署の警察官を名乗る男から電話がありました。その中で「口座が不正に残高照会されている。金融庁のナカムラが向かうので持ってきた封筒にキャッシュカードを入れて保管してください」などと話しました。
その後、68歳の女性は、家を訪ねてきた女にキャッシュカード2枚を封筒に入れ渡したところ、さらに要求された印鑑を取りに行っている間に封筒をすり替えられ盗まれたということです。女性の口座からは、現金30万円が引き出されていました。
事件から4日後の9日午後になり、女が女性の家に謝罪のため訪問したところ、捜査を進めていた警察に通報され、逮捕されました。
窃盗の疑いで逮捕された福岡市博多区の無職・中村砂織容疑者(22)は、容疑を認め「現金を引き出したのは自分」と話していて、警察は共犯者や余罪についても調べています。
一言コメント
共犯者も早く捕まえてね。
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