“横領”郵便元社員を逮捕、約8500万円着服か
- 事件・事故
- 2020年3月10日
顧客が預けた現金を横領したとして、警察は9日、福岡市の早良南郵便局の元社員の男を逮捕しました。男は逮捕前、KBCの取材に対し「全て1人でやった」と話していました。
「申し訳ないと、本当に申し訳ないと」。業務上横領の疑いで逮捕されたのは、早良南郵便局の元社員、福崎武雄容疑者(68)です。
警察によりますと、福崎容疑者は去年7月、顧客の女性(当時79歳)から預かった現金50万円を横領した疑いが持たれています。容疑を認めているということです。
福崎容疑者は「100万円返そうと思ったら、また100万円返さないといけないと、どんどんどんどん雪だるま式に増えていったわけですね」とKBCの取材に対し話していました。
日本郵便によりますと、福崎容疑者は当時、保険や貯金商品の販売を担当していました。
これまでに顧客26人からおよそ8500万円を着服していたことがわかっていて、去年12月に懲戒解雇されています。警察は、余罪についても詳しく調べる方針です。
一言コメント
郵便局も信用が薄れてきた。
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