比拠点詐欺、邦人9人逮捕 「かけ子」か、日本に移送 カード窃盗容疑・警視庁
- 詐欺・悪徳商法
- 2020年2月25日
フィリピンで特殊詐欺グループとみられる日本人36人が現地の入国管理局に摘発された事件で、警視庁など18都道府県警の合同捜査本部は24日、うち9人を日本に移送し、窃盗容疑で逮捕した。
逮捕されたのは、いずれも住所職業不詳の今泉竜(27)、浜岡寛太郎(21)、吉田毅(59)各容疑者ら20~59歳の男。詐欺の電話をかける「かけ子」グループとみられる。
逮捕容疑は昨年11月中旬、マニラ首都圏マカティ市のホテルから東京都渋谷区の60代女性に、警察官や財務省職員に成り済まして電話。「財務省の職員が訪問するのでキャッシュカードを封筒に入れておいてほしい」などとうそを言い、隙を見て別の封筒とすり替えて盗んだ疑い。
警視庁によると、同種手口の被害は2018年1月~昨年12月の2年間で、全国で約1700件、15億円以上に上るといい、同グループとの関連を捜査する。
一言コメント
大がかりな詐欺だ。
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