中ロイランが海上軍事演習 27日からオマーン湾
- 国際
- 2019年12月27日
【北京時事】中国国防省の呉謙報道官は26日の記者会見で、中国、ロシア、イランの海軍が27日から30日までイラン近海のオマーン湾で合同演習を行うと発表した。
友好関係にある3カ国が軍事的協力関係を誇示し、イランを圧迫する米国をけん制する狙いがあるとみられる。
呉氏は「今回の演習は3カ国海軍間の交流と協力を深め、世界平和と海上の安全を共に守り、『海洋運命共同体』を積極的に構築する善意と能力を示すためだ」と述べた。イランメディアによると、中ロイランの合同軍事演習は初めて。
中国海軍は演習にミサイル駆逐艦「西寧」を派遣する。中国外務省の耿爽副報道局長は26日の記者会見で、米側の警戒を念頭に「3カ国の正常な軍事交流活動だ」と強調した。
オマーン湾は、緊張状態が続くペルシャ湾・ホルムズ海峡の入り口に位置し、各国のタンカーが往来する。米国は同盟国に対し、ホルムズ海峡などで船舶護衛の有志連合への参加を求めている。
一言コメント
ややこしいことにならねば良いが…
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