トランプ氏、3年連続でサミット欠席=米の東アジア軽視露呈
- 国際
- 2019年10月31日
【ワシントン時事】トランプ米大統領がバンコクで11月4日に開催される東アジアサミットに出席しないことが29日、明らかになった。
欠席は2017年の就任から3年連続。トランプ政権は「自由で開かれたインド太平洋」を「最重点地域」に位置付けてきたが、アジア軽視の実態を露呈した形だ。
17年の東アジアサミットはティラーソン国務長官(当時)、昨年はペンス副大統領が代理出席した。今回代表を務めるのはオブライエン大統領補佐官(国家安全保障担当)で、米国が初参加した11年以降、首脳級、国務長官の不参加は初めて。同サミットには安倍晋三首相らアジア各国の首脳が参加する見通しで、「格落ち」は明らかだ。
トランプ氏が欠席する背景には、2国間交渉を重視し、多国間の枠組みに消極的な姿勢があるが、米戦略国際問題研究所(CSIS)のエイミー・シーライト上級顧問は「米国のインド太平洋戦略への真剣さや、地域の戦略的パートナーとして米国の信頼性に疑問を投げ掛けることになるだろう」と語る。
一言コメント
来たくなければ、安倍さんに一任してもいいんじゃない!?
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