紀平、3回転半成功でSP首位発進!韓国の新星ユ・ヨン2位 交通事故の真凜10位/フィギュア
- スポーツ
- 2019年10月26日
フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ(25日、ケロウナ)女子ショートプログラム(SP)で、昨季GPファイナル女王の紀平梨花(17)=関大KFSC=は81・35点で首位発進した。ユ・ヨン(15)=韓国=が78・22点で2位、3種類の4回転を操るアレクサンドラ・トルソワ(15)=ロシア=は74・40点で3位、平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(19)=ロシア=は62・89点で6位、22日に現地で交通事故に遭った本田真凜(18)=JAL=は59・20点で10位だった。
紀平は9月に左足首を痛めた影響で、導入を目指す4回転サルコーを今回は取り入れない方針。今月5日のジャパン・オープンはフリーのみで争われたが、トルソワに15・77点差で敗れた。冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はGOE(出来栄え点)で2・86点の加点を引き出す完璧な内容だった。続くフリップ-トーループの2連続3回転を決めると、後半の3回転ループも着氷した。
今季シニアデビューのトルソワは、9月のネペラメモリアルで4回転を計3度も決め、世界最高の合計238・69点をマークした。冒頭の2回転半、3回転フリップ、ルッツ-ループの2連続3回転を完璧に決めた。
2016年世界ジュニア選手権覇者の真凜が巻き込まれた事故は、非公式練習後にホテルへ戻る途中に発生。タクシーが前方の車両に衝突し、後方の車両からも追突を受けた。右すねを打撲して額も打ち、救急車で運ばれたものの診察の結果、出場することは問題ないとの判断に至った。冒頭のループートーループの2連続3回転はトーループで回転不足を取られた。続く3回転フリップは2回転に。後半の2回転半は成功させた。
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フリーもこのままいってほしい。
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