関電→高浜、10年間で35億円 元助役の在任時に集中
- 不祥事
- 2019年10月21日
関西電力が高浜原発のある福井県高浜町に寄付していた少なくとも約44億円のうち、関電役員らに金品を提供したとされる森山栄治氏(故人)が助役在任中の10年間に、8割にあたる35億円超が集中していた。当時の町幹部によると森山氏は関電との窓口役だった。「原発マネー」が寄付金として町に投じられ、高浜3、4号機が増設される過程で、森山氏が影響力を高めた実態が浮かび上がる。
朝日新聞は1970年度以降の町決算書を調べ、町関係者に取材した。寄付は元々電気料金だが、電源三法交付金とは異なり法律に基づかない。こうした過去の不透明な現金の流れも、関電の金品受領問題の第三者による調査委員会で検証される可能性がある。
電力会社による巨額寄付は各地の原発立地自治体で確認されている。高浜町についても朝日新聞は2013年8月に40億円を超える寄付について報じている。
一言コメント
これって特捜部は動かないの?
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