米大統領、タリバンとの交渉中止=テロ受け秘密会談取りやめ
- 国際
- 2019年9月9日
【ワシントン時事】トランプ米大統領は7日、ツイッターで、予定していたアフガニスタン反政府勢力タリバンの有力指導者との秘密会談を取りやめ、和平交渉も中止すると表明した。
アフガンの首都カブールで5日に起きた自爆テロで、米兵を含む12人が死亡したことを受けた措置。
タリバンとの和平交渉に当たっている米政府のハリルザド・アフガン和平担当特別代表は先に、アフガン民放テレビのインタビューで、和平が「大筋合意に達した」と述べていた。しかし、今回の交渉中止表明で、和平の先行きは一気に不透明感を増した。
トランプ氏は、タリバン指導者とガニ・アフガン大統領が7日夜に米国入りし、首都ワシントン近郊のキャンプデービッド山荘でトランプ氏と個別に会談する予定だったと説明。その上で、タリバンが犯行声明を出した5日のテロについて「非常に重要な和平協議中の停戦に合意できないなら、恐らく彼らは意味のある合意に向けた交渉もできないだろう」と強く非難した。
一言コメント
安易にトップ会談するのも如何なものかと…
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