阿部詩が決勝30秒殺でV2達成
- スポーツ
- 2019年8月27日
◆柔道 世界選手権 第2日(26日、日本武道館)
女子52キロ級決勝で、阿部詩(19)=日体大=が、リオ五輪銅のナタリア・クジュティナ(30)=ロシア=に一本勝ちし、大会2連覇を達成した。組んですぐに、得意の袖釣り込み腰を仕掛けると思い切り投げてクジュティナを背中から畳にたたきつけた。開始30秒で電光石火の一本勝ちだった。
決勝までの5試合で4試合が一本勝ちと無敵の強さを見せつけた。準決勝では2014年世界選手権2連覇で16年リオ五輪金のマイリンダ・ケルメンディ(28)=コソボ=に延長3分15秒、横四方固めで一本勝ち。無敵の強さを見せつけた。
初戦の2回戦でブラジル選手に隅落としで、3回戦でウズベキスタン選手に大外刈りで一本勝ち。4回戦はドイツ選手に開始33秒に大内刈りで技ありを奪い、危なげなく優勢勝ちしていた。
連覇を決めた阿部詩選手は「一番はお兄ちゃんと2人で優勝することだったんですけれど、気持ちを切り替え自分の試合に集中しました」と振り返った。決勝では見事な一本勝ちを納め「今日は全然決まらないところ、最後はこういった袖釣りで、私の一番の得意技で決めることができて良かったです。次は東京オリンピックしか見ていないので一番高い場所に行けるようがんばります」と語った。
一言コメント
幸先のいいスタートだ。
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