特殊詐欺グループの指示役手配=7府県で1億円詐取関与か-大阪府警
- 詐欺・悪徳商法
- 2019年7月12日
名義貸しトラブルの解決料名目で、高齢女性から現金をだまし取ろうとしたとして、大阪府警捜査2課は11日、詐欺未遂容疑で住居、職業不詳の安拓生容疑者(26)を公開手配した。
同課によると、安容疑者は特殊詐欺グループの指示役。京都や兵庫、長崎など7府県の高齢者10人に対する詐欺と詐欺未遂事件に関与したとみられ、被害総額は約1億700万円に上る。
大阪府警は昨年7月、大阪市内の特殊詐欺グループのアジト2カ所を捜索。その後の捜査で「かけ子」など13人を逮捕・起訴したが、安容疑者は逃走していた。
手配容疑は昨年6月18~27日、長崎県内の80代の女性宅に電話をかけ、「被災地に車いすを寄付するために名義を貸してほしい」とうそを伝えた後、「名義貸しは犯罪だ」などと電話してトラブルが発生したよう偽装。裁判費用として現金1000万円をだまし取ろうとした疑い。
一言コメント
どこを逃げているんだろう…
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