伊調、川井梨に敗れ世界選手権逃す 東京五輪厳しく レスリング女子プレーオフ
- スポーツ
- 2019年7月7日
9月のレスリング世界選手権(カザフスタン)代表を懸けたプレーオフが6日、埼玉県の和光市総合体育館であり、来年の東京五輪で個人種目世界初の5連覇を目指す女子57キロ級の伊調馨(35)=ALSOK=が、2016年リオデジャネイロ五輪63キロ級金メダルの川井梨紗子(24)=ジャパンビバレッジ=に敗れた。
伊調は代表入りを逃し、川井梨が代表に決まった。日本レスリング協会の選考基準により、川井梨が世界選手権でメダルを獲得すれば、東京五輪代表に内定する。川井梨がメダルを逃せば、伊調にもこの階級での五輪出場の可能性は残るが、川井梨は別階級で世界選手権を2大会連続で制している。
伊調はリオ五輪後、休養し、昨年10月に実戦復帰した。川井梨が妹の友香子(21)=至学館大=とそろっての五輪出場を目指し、階級を下げてきたため、世界選手権代表を巡ってリオ五輪金メダリストの2人が対決することになった。同12月の全日本選手権を伊調が制し、今年6月の全日本選抜選手権は川井梨が雪辱。決戦がプレーオフに持ち込まれた。
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まだチャンスはある。
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