平成最悪の水害、西日本豪雨から1年…仮設に3900世帯
- 事件・事故
- 2019年7月6日
平成最悪の水害となった西日本豪雨は6日、発生から1年となる。死者は災害関連死を含め275人に上り、広島、岡山両県で計8人が行方不明となっている。被災地では今も約3900世帯が仮設住宅で暮らし、復興に向けた工事が続いている。
西日本豪雨では、昨年7月6日午後から8日にかけ、各地で土砂災害や河川氾濫が起きた。広島、岡山、愛媛の3県などの仮設住宅はピーク時から2割減少したが、多くの被災者が依然、不便な暮らしを強いられている。
寸断された鉄道や高速道路はほぼ復旧したものの、河川や道路の被害箇所の多くは応急的な復旧の状態。3県は5086件の本格復旧工事を予定しているが、完了したのは1割程度にとどまっている。
一方、関連死を含む42人の死者・行方不明者を出した九州北部豪雨は5日、発生から2年となった。福岡、大分両県の被災地では追悼行事が行われ、遺族らが鎮魂の祈りをささげた。
一言コメント
一年たっても復興は道半ばのようだ。
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