警戒、ピリピリした雰囲気の福岡 G20財務相・中央銀行総裁会議
- イベント
- 2019年6月9日
G20財務相・中央銀行総裁会議の会場となるホテル「ヒルトン福岡シーホーク」(福岡市中央区)周辺は8日、大勢の警察官が警戒に当たり、ピリピリした雰囲気に包まれた。福岡県警は9日までの期間中、爆発物によるテロなどの脅威に備え、過去最大級となる4700人態勢で警備に当たる。
会場前の道路はバリケードで封鎖され、付近では通行車両の検問を実施。警察官が不審者に目を光らせた。近くには政治・外交問題を抱えるG20参加国の韓国と中国の総領事館もあり、右翼団体の活動を警戒して大勢の警察官が配置された。周辺の道路は普段の週末、会場に隣接するヤフオクドームのイベントやドーム横の大型ショッピング施設を訪れる人たちの車で混み合うが、閑散としていた。
期間中、会場近くの福岡都市高速の百道出入り口は閉鎖される。また、爆発物や化学薬品によるテロなどに備え、JRの博多駅や小倉駅(北九州市)、福岡空港などのロッカーやごみ箱は利用できなくなった。門司税関や第7管区海上保安本部も空港や港湾、海上でそれぞれ警戒態勢を敷いている。
一言コメント
早く無事に終わってほしい。
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