起業家育成へ体制強化 福岡の支援施設リニューアル
- 企業・経済
- 2019年6月3日
改装に伴い休業していた福岡市中央区の創業支援施設「福岡グロースネクスト」(FGN)がリニューアルオープンした。投資ファンドや起業家の育成プログラムを新設するなど、官民挙げた支援を強化する。
FGNでは、今後5年間の目標を「企業価値10億円の企業を100社輩出」と掲げる。このため、ビジネスモデル作りや財務、PR戦略を一貫して教える講座の新設や、スタートアップ専門の投資ファンドの担当者を常駐させるなど、体制を強化した。
また、リニューアルにあわせ地場企業など22社とスポンサー契約を結んだ。活動費の一部にあてるほか、企業の若手社員がFGNのプログラムに参加するなどし、スタートアップ企業との連携強化を目指す。
5月31日に催された式典では、高島宗一郎市長が「単に中小企業を増やすのではなく、ユニコーン企業(評価額10億ドル超の未上場企業)が生まれることが大切だ。福岡を、そのような挑戦を後押しする都市にする」と語った。
一言コメント
どんな起業家が現れるか楽しみだ。
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