両陛下、皇居外で最後の公務=「みどりの式典」出席
- 政治・経済
- 2019年4月27日
天皇、皇后両陛下は26日午前、東京都千代田区の憲政記念館で開かれた「第13回みどりの式典」(内閣府主催)に出席された。
30日の退位を前に、両陛下にとって皇居外での最後の公務となった。
「みどりの日」について国民の関心と理解を促進する目的で実施。昭和天皇の誕生日の4月29日だった「みどりの日」が5月4日に改められた2007年に、第1回式典が行われた。
式典では、外遊中の安倍晋三首相に代わって菅義偉官房長官が式辞を朗読。都市緑化やイネ栽培に関する研究で功績があった輿水肇氏(74)と矢野昌裕氏(62)に「みどりの学術賞」が贈られ、両陛下は壇上から拍手を送った。
両陛下は式典後のレセプションも出席し、グラスを手に受賞者らと和やかに歓談した。
沿道には雨の中、大勢の人が集まり、両陛下は笑顔で手を振って応えていた。
両陛下は退位日の30日夕、皇居・宮殿で「退位礼正殿の儀」に臨み、天皇陛下が在位中最後のお言葉を述べる。
一言コメント
何となく寂しいなあ…
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