3月消費者物価、0.8%上昇=電気代、ガソリンなど押し上げ
- 経済情報
- 2019年4月20日
総務省が19日発表した3月の全国消費者物価指数(2015年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が101.5となり、前年同月比0.8%上昇した。プラスは27カ月連続で、上昇幅は前月より0.1ポイント拡大した。
最近の原油高を受けて2カ月ぶりにプラスに転じたガソリンのほか、電気代、外食の値上げなどが全体を押し上げた。物価について、総務省は「緩やかに上昇している」(統計調査部)との見方を維持した。
電気代は前年同月比7.3%、都市ガス代は9.1%、ガソリンは1.3%それぞれ上昇した。人件費や原材料費の高騰が続く外食を含む「生鮮食品を除く食料」も上がった。
エアコンなど家庭用耐久財も上昇。新製品の投入効果に加え、10月に予定される消費税増税を前に駆け込み需要が「一部で始まった可能性がある」(統計調査部)という。
一方、スマートフォンなど携帯電話の通信料は下がった。
一言コメント
10月以降が恐ろしい。
コメントする