貴景勝が大関昇進確実 兵庫出身、39年ぶり4人目
- スポーツ
- 2019年3月25日
大相撲の東関脇、兵庫県芦屋市出身の貴景勝(22)=本名佐藤貴信、千賀ノ浦部屋=の大関昇進が24日、確実になった。大阪市のエディオンアリーナ大阪で行われた春場所千秋楽で大関栃ノ心を破って2桁の10勝目を挙げた。兵庫県出身力士の大関誕生(昭和以降)は1980年に昇進した2代目増位山(姫路市出身)以来39年ぶり、史上4人目。
貴景勝は昨年11月の九州場所で13勝を挙げて初優勝し、新関脇で臨んだ今年1月の初場所では11勝4敗。大関とりが懸かった今場所は横綱鶴竜、大関高安らを破り、昇進の目安となる3場所合計33勝を上回った。
昇進問題を預かる日本相撲協会審判部が千秋楽後、八角理事長(元横綱北勝海)に昇進を審議する臨時理事会開催を要請し、了承された。27日に開かれる夏場所番付編成会議と臨時理事会で「大関貴景勝」が正式に誕生する。
芦屋市出身の貴景勝は仁川学院小(西宮市)3年から本格的に相撲を始め、報徳学園中(同)3年時には全国中学校体育大会を制して「中学横綱」に輝いた。埼玉栄高を経て2014年に貴乃花部屋(当時)に入門し、突き、押しを武器にスピード出世した。
一言コメント
まだ若いし、将来が楽しみだ。
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