花火規制で汚染改善=北京の春節、様変わり
- 国際
- 2019年2月6日
【北京時事】春節(旧正月)の5日、中国・北京では、天安門広場や恒例の廟会(縁日)などに多くの人々が訪れた。
中国では花火や爆竹で新年を祝う人が多く大気汚染が問題となってきたが、北京では禁止区域が拡大。地元メディアは前年の春節に続き大気汚染が改善したと伝えた。
早朝の天安門広場は、国旗掲揚式を見るため大勢の人が押し寄せた。日の出時刻に合わせた7時19分ごろに国歌が流れ、国旗が掲げられると大きな歓声が起こった。家族4人で安徽省から毎年訪れると言う40代の男性は「ここで迎える新年は気分が良い」と話した。
北京市環境保護観測センターによると、4日夜から花火や爆竹による汚染物質が広がり、大気中の微小粒子状物質PM2.5の濃度が上昇した。しかし、前年と比べると、4日午後6時から5日午前2時までの1立方メートル当たりの濃度はほぼ半減。また、中国紙・新京報(電子版)は4日夜、北京で花火や爆竹による出火や負傷はそれぞれ1件にとどまり、「花火・爆竹使用の減少は顕著だ」と報じた。
一言コメント
とりあえずこっちに迷惑かけないでね。
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