LINE、福岡市で実証実験 飲料割引で購買データ収集
- 企業・経済
- 2019年1月16日
LINEは15日、福岡市内のコンビニ「ローソン」で一部の飲料を割引で購入できるキャンペーンを実施し、購買データを集める実証実験を同日始めたと発表した。期間は今月31日まで。
経済産業省はビッグデータの活用促進に向け、購買データの標準規格の普及を目指している。LINEは標準規格で収集した購買データを自社が持つ顧客の属性情報とひも付け、参加企業に報告。各社は効率的な販売戦略分析などに活用する。
実験では福岡市内のローソンに入店したLINE利用者に対し、キャンペーンを通知。利用者がキャンペーンに参加すると、対象の飲料を30円引きで購入できる。対象にはサントリーフーズのコーヒー飲料や、アサヒ飲料の炭酸飲料「三ツ矢サイダー」など計4商品が含まれている。
LINEは、全国で購買データを取得するための方法の確立に向けて課題を探る。同社は福岡市での記者会見で「LINEには約7800万人のユーザーがいるので、小売り・流通各社にとって新規顧客との接点にもなる」とアピールした。
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情報管理も抜かりないように。
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