中国版GPS、全世界カバー=ナビでも米国と覇権争い
- 国際
- 2018年12月28日
【北京時事】中国政府は27日、中国版全地球測位システム(GPS)「北斗」の基本システムが完成し、同日から全世界を対象にサービスを開始したと発表した。
中国が米国のGPSに依存しない「軍民共用のインフラ」を目指して開発した「北斗」を地球規模で運用することで、ナビゲーションの分野でも米国との覇権争いが激しくなりそうだ。
中国は従来、自ら提唱するシルクロード経済圏構想「一帯一路」地域を年内にカバーし、2020年に全世界にサービスを拡大する目標を掲げてきた。しかし、北京で27日記者会見した中国衛星誘導システム管理弁公室の冉承其主任は「きょうから全世界にサービスを提供する。どこに行っても(北斗は)あなたのそばにいる」と宣言した。
一言コメント
世界で売れるのかね?
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