背中丸め、やつれた様子も=保釈のケリー被告―東京拘置所
保釈された日産自動車の前代表取締役グレッグ・ケリー被告(62)は25日夜、迎えの弁護士に付き添われ、収容先の東京拘置所=東京都葛飾区=を出た。
少しやつれた表情を見せ、報道陣の問い掛けに返事はなかった。
午後10時半。複数の係官が警備に当たる物々しい雰囲気の中、ケリー被告の弁護人を務める喜田村洋一弁護士がタクシーで拘置所に到着。約15分後、白い上着にスニーカー姿のケリー被告が建物から姿を見せた。背中を少し丸め、後ろに手を組んだまま、ゆっくりとした足取りで車に乗り込んだ。
先月19日の逮捕から約5週間。東京地検特捜部の調べに否認を続けたケリー被告は保釈を受け、「無実は法廷で明らかにされていく」とするコメントを発表し、徹底抗戦の構えを見せた。
また、病気のため苦しい拘置所生活を送ってきたとし、「保釈後は直ちに医師の診断を受け、治療か手術を受けたい」とした。
厳しい冷え込みの中、拘置所前には海外メディアを含む約70人の報道陣が詰め掛け、走り去る車に一斉にフラッシュがたかれた。
一言コメント
こっちも徹底抗戦か…
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