プラダ、「黒人差別」批判に謝罪=分厚い唇のキャラクター販売で
- 国際
- 2018年12月18日
【ニューヨークAFP時事】イタリアの高級ファッションブランド、プラダは16日、同社の新しいキャラクターが黒人差別と強い批判を浴びている事態を受け、謝罪声明をツイッターで発表した。
このキャラクターを使った製品の販売は中止し、既に売れた分の収益は反人種差別団体に寄付する。
問題となったのは、顔や体の色が黒く、分厚い唇を持った「プラダマリア」と呼ばれるキャラクター。ニューヨーク市内の店舗に並べられていたのを見た弁護士の女性がフェイスブックに投稿し、プラダへの反発が広まった。同社は当初、このキャラクターは「想像上の生き物で、現実世界とは無関係」と主張していた。
しかし、プラダ製品の不買運動を呼び掛ける声が高まり、プラダは16日、「深い遺憾と心からのおわび」を表明。「黒人に似たのは決して意図的ではないが、言い訳にならないことも分かっている」と述べた。
一言コメント
ファッションもなかなか難しい。
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