市議当選バッジに22金、最も高額 「理解得られず」メッキ製に
- 公務員
- 2018年12月10日
京都市議会が、議員徽章(バッジ)を現在の22金製から金メッキ製に変更する。22金による製作費は1個7万円を超え、全国の政令指定都市で最も高額な上、当選のたびに支給しているため、市民の理解が得られないと判断した。
金の価格が近年高騰
市議のバッジは直径14ミリ、厚さ4・5ミリ。菊紋の中央に、「京」の文字をデザインしたプラチナ製の市章を配している。
金の価格は近年高騰しており、2011年市議選で当選した市議69人分の製作費は313万円だったが、15年の67人分は412万円に膨らんだ。
政令市でほかに22金を使っているのは大阪市議会だけだが、大阪市議会は原則貸与としており、製作費も京都市議会の半分程度にとどまる。
市議会事務局によると、来春の市議選後から金メッキ製とすることで、製作費を大幅に削減できるという。
京都市議会運営委員会の吉井章委員長は「現行のバッジは時代にそぐわない。厳しい市財政を踏まえ、これまでも費用弁償や議会活動記録集の廃止などに努めてきた中での判断だ」としている。
一言コメント
まだまだムダがありそうだ。
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