北陸と北日本は雪続く 晴れる太平洋側も真冬の寒さ
- 政治・経済
- 2018年12月10日
きょう(月)は、北陸から北の日本海側では雪が続く見込み。北海道では雪の強まる所もありそうだ。晴れる太平洋側でも気温はあまり上がらず、真冬並みの寒さとなる所が多い予想。
週末は強い寒気が流れ込んだ影響で、日本海側では広く雪となり、北陸や東北南部、近畿や中国地方も初雪となった所があった。北日本の日本海側では大雪となり、また、晴れ間の出た太平洋側も厳しい寒さとなった。
きょう(月)は大陸から高気圧が張り出してきて、西日本や東日本では冬型の気圧配置が緩む見込み。
北陸から北の日本海側では寒気の影響で雪が続き、風が強いためふぶく所もありそうだ。北陸の雪は次第にやむものの、北海道では局地的に雪の強まる所もあるため、交通機関の乱れ、屋根からの落雪、電線や樹木への着雪やなだれに注意が必要となる。また強風や高波にも注意が必要だ。
太平洋側は晴れる所が多く、強い風も収まる見込み。ただ、けさは関東や東海を中心に今季一番の冷え込みとなった所が多くなっていて、日中にかけても気温はあまり上がらず、真冬並みの寒さが続きそうだ。
また、沖縄は奄美は湿った空気の影響で断続的に雨となり、激しく降る所もある見込み。九州南部も雲の多い天気となる見通し。
あす(火)から水曜日にかけては、南の海上を進む低気圧の影響で、西から天気は下り坂となる。西日本や東日本の太平洋側では雨脚の強まる所もある見込み。北日本では太平洋側でも雪となる所が多く、関東も北部や山沿いでは雪の降る所がある見込み。
天気は崩れても西日本ではあすから寒さが緩み、気温は平年並みに戻る見通し。ただ、関東から北では、昼間の寒さが続きそうだ。
また、この雨の後は冬型の気圧配置となり、日本海側では雪の日が続くが、太平洋側は週の後半は晴れて、真冬のような寒さは緩む見込み。この時季らしい気温となり、昼間は日差しにぬくもりを感じられる日もありそうだ。
(気象予報士・及川藍)
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週末は寒かった…
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