文大統領「日韓、未来志向に」…徴用工判決念頭
- 国際
- 2018年12月3日
【ソウル=岡部雄二郎】韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は1日、「歴史問題によって韓日の協力関係が損なわれてはならない。歴史問題は別途に懸命に処理していきながら、未来志向的な協力をしていかなければならない」と述べた。
日本企業に元徴用工への賠償を命じた韓国最高裁判決を念頭に、歴史問題が日韓関係に悪影響を与えることを懸念したものだ。外遊中の政府専用機で韓国メディアの取材に応じた。
10月30日に韓国最高裁が初めて徴用工への賠償判決を確定させて以降、文氏は徴用工問題への言及を避けている。今回の発言でも徴用工判決そのものには直接触れなかった。
安倍首相と文氏は主要20か国・地域(G20)首脳会議が行われたブエノスアイレスで会談を行わなかったが、日本政府関係者によると、11月30日にあいさつを交わしたという。
一言コメント
まずは過去志向を改めてもらいたい。
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