◇日米野球第3戦 侍ジャパン3―7MLB選抜(2018年11月11日 東京D)

日米野球は11日、東京ドームで第3戦が行われ、稲葉篤紀監督侍ジャパンは、先発の多和田(西武)が2本塁打を浴びるなど5回途中7安打5失点と乱調。3―7でMLB選抜に敗れ、今シリーズ初黒星を喫した。

多和田は4回にリアルミュートに先制ソロを被弾。味方が同点に追いついた直後の5回には無死一、二塁のピンチを招き、メリフィールドのセーフティバントを一塁へ悪送球。自身のミスで勝ち越しを許すと、1死二、三塁からモリーナに右翼ポール際へ3ランを浴びた。

打線はMLB選抜の先発バーローに手こずり、4回にようやく外崎(西武)が左中間へ適時二塁打を放って反撃。9回に代打・山川(西武)と、菊池(広島)の連続適時二塁打で2点を返したが時すでに遅し。3―7で完敗を喫した。

MLB選抜は12安打7得点の猛攻で今シリーズ初白星。「2番・捕手」で先発出場したモリーナが、5回の3ランを含む3安打3打点の活躍を見せた。