唐津くんち開幕、19万人熱気 勇壮な囃子、輝く曳山
- イベント
- 2018年11月3日
唐津神社の秋季例大祭「唐津くんち」が2日夜の宵曳山(よいやま)で始まった。提灯(ちょうちん)の明かりが14台の曳山の鮮やかな色彩と独特の造形を浮かび上がらせ、命を吹き込んだ。
勇壮な囃子(はやし)に導かれ、熱気が高まる中、午後7時半に大手口から1番曳山「赤獅子」など6台が出発した。巡行路を東に進む間に「亀と浦島太郎」「鯛」「鳳凰丸」「武田信玄の兜」などが続々と加わった。唐津曳山(ひきやま)取締会の発表では19万人の人出があった。
3日はおみこしのお供として巡る「お旅所神幸」があり、最大の見どころのお旅所(旧大成小グラウンド)への曳(ひ)き込みは正午から行われる。4日は町廻(まわ)りがある。
曳山行事は全国33件の「山・鉾(ほこ)・屋台行事」の一つとして、2016年、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録されている。
一言コメント
天候にも恵まれそうだ。
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