<官製談合>前鞍手町長を再逮捕へ 加重収賄容疑
福岡県鞍手町発注の下水道業務を巡る官製談合事件で、非公表の入札情報を漏らした見返りに業者から現金を受け取った疑いが強まったとして、県警は近く、官製談合防止法違反容疑などで逮捕した前鞍手町長、徳島真次容疑者(59)=7月31日に辞職=を加重収賄容疑で再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、徳島容疑者は2015年7月15日に実施した下水道設計業務の指名競争入札に絡み、非公表の最低制限価格を教えた見返りに業者側から現金を受け取った疑いが持たれている。
この業務は北九州市のコンサルタント会社が最低制限価格に近い1488万円で落札。県警は入札情報を漏らしたとして、7月31日に徳島容疑者を業者側関係者とともに官製談合防止法違反容疑などで逮捕していた。
その後の調べで、業者側の関係者の一部が「入札で便宜を図ってもらった見返りで徳島容疑者に現金を渡した」という趣旨の供述をしていたことが判明。徳島容疑者は情報を漏らした容疑は認めているが、現金の授受については否認しているという。
一言コメント
さらなる事実解明に期待したい。。
コメントする