アジア大会合同入場で合意=バスケ大会開催も―南北スポーツ協議
- 国際
- 2018年6月19日
韓国と北朝鮮は18日、スポーツ交流に関する当局者協議を板門店の韓国側施設「平和の家」で開き、今夏のアジア大会(インドネシア)での合同入場、一部種目での合同チーム編成などで合意した。
また、7月3~6日に平壌で「南北統一バスケットボール大会」を開催することで一致した。今秋にはソウルでも開くという。
合意内容を盛り込んだ共同報道文によると、アジア大会の開会式や閉会式での合同入場の際には、朝鮮半島を描いた統一旗を掲げ、名称は「コリア」とすることになった。
スポーツ協議の首席代表は韓国側が大韓体育会の全忠烈事務局長、北朝鮮側は体育省の元吉宇次官が務めた。全氏は終了後の記者会見で、アジア大会での合同チーム編成種目に関し「まだ具体化していない」と述べた。バスケ大会については「共同報道文では7月4日前後となっているが、7月3~6日に行うことになった」と説明した。
4月の南北首脳会談で発表された「板門店宣言」は「アジア大会などに合同で出場し、民族の団結を示す」とうたっていた。また、バスケファンの金正恩朝鮮労働党委員長は会談の席上、バスケの南北交流を文在寅大統領に提案していた。
一言コメント
政治の事情で選手は複雑だな。
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