<日露首脳会談>北方領土の経済活動で合意目指す
- 国際
- 2018年5月26日
安倍晋三首相は26日午後(日本時間26日深夜)、ロシアのプーチン大統領とモスクワで会談する。北方領土での共同経済活動としてウニの養殖やイチゴの温室栽培の事業化で合意を目指す。北朝鮮の非核化に向けた連携も確認する。会談後、日露両政府は経済分野で複数の合意文書を交わす予定だ。
首脳会談はプーチン氏が3月の大統領選で勝利してから初めて。首相は今回の会談を北方領土問題と平和条約交渉の進展につなげたい考えだ。両首脳は、両国の法的立場を害さない「特別な制度」による共同経済活動の事業内容を詰めるほか、北方領土の元島民による航空機での墓参を昨年に続いて実施することで合意する見通しだ。
北朝鮮の核・ミサイル問題では、国連安全保障理事会による制裁決議の完全な履行で一致する。首相は拉致問題への協力も要請する。両首脳は年内に外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)をロシアで開くことを目指す。
首相はモスクワ滞在中、平昌冬季五輪フィギュアスケート女子の金メダリスト、アリーナ・ザギトワ選手への秋田犬贈呈式にも出席する。
一言コメント
負けを認めたのに、なお侵攻して奪われた北方四島。
ありえない話だが、今日まで解決できていない現実。
アメリカの犬とでも思われているのであろう。
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