体罰で重傷 免職も 福岡市教委が懲戒指針厳罰化 [福岡県]
- 政治・経済
- 2018年3月17日
福岡市教育委員会は、教職員が体罰で児童生徒に30日以上の治療を要する重傷を負わせた場合、原則として免職にすることを決めた。7日に懲戒処分指針を改訂し、各校に通知した。市立小中学校で体罰が相次いでいることを受け、厳罰化で再発防止を図る。
従来の指針では、けがの程度にかかわらず、子どもを負傷させた場合は、免職▽停職▽減給▽戒告-のいずれかと規定。死亡や重大な後遺症がある場合は、免職か停職としていた。
改訂後は、けがを負わせた場合は減給以上に厳罰化し、おおむね30日以上の治療が必要な「重大な負傷」を負わせた場合は免職とした。ただ、経緯など考慮すべき事情がある場合は、停職または減給とする。
同市では2017年度、14件の体罰が判明し、16年度の8件を上回っている。昨年12月には、西区の小学校で男性教諭が3年生の男児を壁に押しつけ、鎖骨を折る全治3カ月の重傷を負わせている。市教委は「指針の厳罰化によって体罰は絶対にだめという認識を強め、再発防止につなげたい」としている。
一言コメント
あまりにひどい体罰はもちろんダメだが、ビンタレベルは良いのでは?
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