正男氏、殺害前に米国人と接触=捜査関係者が公判で証言―マレーシア
- 国際
- 2018年1月31日
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が昨年2月、マレーシアで殺害された事件で、殺人罪で起訴された実行犯の女2人の公判が29日、クアラルンプール近郊の高等裁判所で開かれた。
証人尋問で捜査関係者は、正男氏が殺害される4日前にマレーシア北部のランカウイ島で朝鮮系米国人と接触していたことを認めた。ただ、米国人の身元については「分かっていない」などと明らかにしなかった。
捜査関係者によれば、正男氏は昨年2月6日にマカオからマレーシアに入り、クアラルンプール中心部のホテルに滞在していた。8日にランカウイ島に移動し、9日に米国人と会った後、クアラルンプールに12日に戻ったという。
証人尋問では被告弁護人が「ランカウイ島で正男氏は朝鮮系米国人と会ったのか」と質問。捜査関係者は事実と認める一方、米国人の身元や正男氏が島内で利用したホテルなどについては「思い出せない」などと具体的な証言を避けた。
一言コメント
謎は深まるばかり。。。
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